1C-1
協調フィルタリング推薦によって誤推薦されたコンテンツに関する一考察
○山内一騎(琉球大)
 本稿は情報推薦におけるSerendipityの向上を図る。そこで、本稿ではSerendipityを「既存の手法(コンテンツベースなど)で情報推薦されない」かつ「評価値が N 以上」と定義する。
 上記の定義で示した「既存の手法で情報推薦されない」とは上位M件(Mは閾値)に推薦されないということであり、 評価値がN以上(Nは閾値)というのは 5 段階評価でいう、1~5 の評価値のことである。
 推薦の際に、この定義に沿う件数の向上を図ることが本研究の目的となる。