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デジタルカメラを利用した演習時間における教育支援システムの開発
○石坂 智,加藤直樹,山崎謙介(東京学芸大)
学校の授業において知識を教授する時間とともに生徒の理解の定着を図るために演習時間が設けられ、それは重要な役割を担う。
しかし演習時間には問題点も存在する。生徒間の理解度に差があることによって、できる生徒は時間をもて余し、できない生徒は躓いた時点で答えあわせをただ待つだけになってしまうことである。
本研究では、この問題点を解決するために,教師が生徒の解答をデジタルカメラ
で撮影するとワイヤレスでPCに取り込まれ、一部を消すなど加工を施した後プリントアウトして,進んでいない生徒に渡すことを可能にするシステムを開発した。
これにより演習時間における問題点の解決だけでなく、双方に学習効果を生むと期待できる。