6ZA-4
アナログジョイスティックを用いた2段階操作での文字入力手法の検討
○鈴木瑛大,伊藤久祥(岩手県大)
携帯電話などの携帯情報端末では、メールやSNSなど短文のやり取りを行う
機会が多く、文字入力を行う場面も以前より増加した。
しかし、入力デバイスを実装する面積が小さいため、操作性に関する問題がある。
著者らは、少ない面積で実装でき、かつ効率良く直感的に扱える
文字入力方式として「円周分割入力方式」を開発している。
この方式では、ユーザはアナログジョイスティックを操作し文字入力を行う。
本研究では、より高速で精度の高い文字入力を行うため、1項目の選択に
2回のスティック操作を行う「2段階方式」による文字入力を提案する。
具体的には、かな入力における従来手法と入力速度・精度の観点から評価を行う。