6Z-1
複数の玉を扱う携帯型迷路ゲームの自動生成
○浅賀一樹,藤代一成,大野義夫(慶大)
近年,コンピュータを用いて迷路を自動生成するアルゴリズムに関する
研究が多数行われている.本研究では最小極大木のランダム生成による
迷路生成アルゴリズムを応用し,迷路上を複数の玉が動く迷路ゲームを
自動生成する方法を提案する.
本研究は複数の玉を同時に扱うことを主な目的としており,
進行方向等を考慮したうえで「解が単純すぎない複雑な迷路」を
自動で計算し,生成することが可能となっている.
また本研究ではプレイヤーが玉の数,ゴールの数,迷路の大きさ等の
パラメータを各種設定することで,生成される迷路が
「プレイヤーの実力に合った迷路」になるように調整することができ,
生成後に任意に作り直すことも可能となっている.