6Q-1
PSOを用いた遺伝的アルゴリズムによる最適化手法
○松本泰幸,松井丈弥,能登正人(神奈川大),森住哲也(ネッツエスアイ東洋),木下宏揚(神奈川大)
巡回セールスマン問題(TSP)の解法の一つに遺伝的アルゴリズム(GA)があり,GAは組合せ最適化問題やNP困難問題など様々な問題に適用可能である.最近では,GAと他のメタヒューリスティクスを組み合わせることで,従来手法よりも有力なTSPの解法が開発されてきている.本研究では,近年研究が進められてきた粒子群最適化 (PSO)をGAに適用したTSPにおける新たなGAのアルゴリズムを提案する.手法としては遺伝子の適応度を判定し,エリート個体との比較を行い,一定の条件に満たない個体遺伝子に対してのみPSOの処理を実行する.