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準最適時間機械運動探索のための低計算オーダによる位相空間上探索木枝刈り手法
○菅原志門(早大),金 天海,辻野広司(ホンダRIジャパン),菅野重樹(早大)
機械の運動は位相空間上の遷移として定義できる. 
我々は準時間最適機械運動探索を高速化するための
位相空間上探索木の枝刈り手法を提案する. 
我々は提案する枝刈り法を位相空間特性を利用して構成した.
提案法はメッシュを用いることで探索木上の類似する枝を
定数オーダで削除するため, 低計算コストであり,
解の精度も保証できる.二重倒立振子モデルを用いた
単スレッドシミュレーション上において準最適時間運動探索試験を行った.
提案法の結果は他の手法と比べて計算速度が58倍以上となり,
目標状態到達誤差は半分以下であった.
今後は並列計算を用いての複雑な機械への適用や,
実時間での運動を探索・実行を行っていく予定である.