6C-3
表面筋電信号からの指文字認識手法
○平山 亮(金沢工大),米山和也,小池康晴(東工大)
指文字の認識は、ビデオ画像を入力として使うより、直接的に手指の姿勢が
推定できる方法を導入する方が認識率の向上に寄与できる。
本研究では前腕に表面電極を貼付して計測された表面筋電信号から、
全波整流及び加算平均を行った積分筋電図信号を算出し、
手指の姿勢推定をニューラルネットワークによって行う。
推定した各指の姿勢から、木構造の分類アルゴリズムを用いて、
指文字の認識を行う。
これまでに「あ、い、う、え、お」の認識を行ったが、
対象を文字中の動作を含まない日本語指文字まで広げ認識を行って検証した。