5ZF-3
災害対策立案のための設備優先順位付けの意思決定支援の試み
○金子龍平,仲谷善雄(立命館大),田中 聡(エヴァステージ),矢津田智子(AIVICK)
我が国、日本では毎年多くの大規模地震が発生しており、対策を十分にできず、
倒産してしまう企業が存在している。そこで、近年、有事でも事業を継続できる
よう対策や計画をするBCM(事業継続マネジメント)という経営手法が
注目されている。しかし、中小企業ではいざ対策をしようにも自社が
保持している設備に対して、どのように優先順位をつけて対策をすれば
よいのかわからないケースも多い。本研究では設備に対して経営者の意向に
沿った順位付けをする意思決定支援をする。それによってより経営方針に
則った対策ができ、効率的なBCMの策定を目指す。