5ZC-6
出席管理システムからの代理返事検出
○鈴木里奈,三浦孝夫(法大)
近年、ICカードによる授業での出席管理システムの提案があり、
とくに大規模授業での利用に効率的である。
反面、代理返事を抑制することが難しく、正確な管理が問題となる。
生体認証など特殊な技法を使用することで抑制可能ではあるが、
性能およびコスト面で導入が容易ではない。
本研究では、代理返事可能な条件を設け、出席情報から疑う荷たる候補を抽出し、
最終的に教員が点呼することで、代理返事の繰り返し発生を抑制する手法を提案する。
具体的には、出席状況と点呼、試験・レポートの受験状況等を照らし合わせ、
代理返事の可能性の候補を自動抽出し、これに基づいて点呼する。
本方式を実際に試作し、そお有効性を検証する。