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学習環境センシング情報を活用したe-learningコンテンツ制御
○岡 亮太,中平勝子,福村好美(長岡技科大)
非同期型におけるe-learningは,自学自習に近い形式で,学習者の自主性が問われる.そのため,モチベーションを保てずにドロップアウトする割合が高いことが報告されている.この改善のために,e-learning運用側として考えられる改善案の1つに,学習者の状態変化に合わせたコンテンツを提示するための制御が考えられる.本稿ではその第一段階として学習中における学習者のセンシング情報(状態変化)を学習管理システムへ送信するための手法を提案する.学習コンテンツ制御はSCORM2004を利用し,センシングデータをパラメータとして学習コンテンツと連動させる.