4ZB-8
AiR surface : 拡張現実上の平面を用いたインタフェース
○加茂浩之,田中二郎(筑波大)
本研究では拡張現実感を用いて空気中に操作可能な平面を表示し、その平面を利用したインタラクションができるインタフェース「AiR surface」について述べる。
AiR surfaceとは、ユーザがHMDを装着し両手で矩形を描くジェスチャを行うことで、拡張現実感を用いて表示される平面を作成し、その平面にタッチ操作を行うことができるインタフェースである。
現在、情報端末のユーザは作業の内容や、必要なディスプレイ、操作領域に合ったものを利用するため、1人のユーザが複数の情報端末を保有していることが多い。
そこで我々はユーザが意図した大きさ、場所、数の仮想的なデバイスでコンピューティングを行うことが有用であると考え、情報端末で行われうる画像の選択と閲覧をAiR surfaceを用いて行うアプリケーションを開発した。