4ZB-5
ARにおける前後関係を考慮した現実とCGの表示
○鈴木 翼,太田高志(東京工科大)
ARには、表示した仮想物体が現実物体より必ず前に表示されてしまうという特徴がある。このような状態では仮想物体と現実物体の一体感がどうしても出ず、別々に存在しているように感じてしまう。本研究はこの点の改善を目的としている。
内容は、あらかじめ作成した透明な3DCGモデルを現実物体と同じ位置に配置することで、仮想物体同士の陰面処理技術の使用が可能となり、擬似的にではあるが仮想物体が現実物体の裏に隠れるような表示をすることができるというものだ。この技術をより実用的に工夫し、コンテンツとしてまとめた。