4ZB-2
ECA規則に基づくマーカー型ARアプリケーション開発支援環境
○山浦 伶,井垣 宏,井上亮文,星  徹(東京工科大)
AR(Augmented Reality)アプリケーション開発を支援するARToolkitの発表により,数多くのARアプリケーションが実際に開発されるようになってきている.ARToolkitはARマーカーの認識と3Dオブジェクトの重畳に関する処理を支援するフレームワークとして開発されている.
本研究では,ARToolkitをベースとして,さらに複雑なARアプリケーション開発支援するARアプリケーション開発支援環境を提案する.我々の開発支援環境では,ARアプリケーションをECA(Event-Condition-Action)規則の集合として記述される.具体的にはマーカーの検出をEvent,マーカーが置かれている場の情報をCondition,実際に重畳される3Dオブジェクトの振る舞いや場の情報の変更をActionとしてルール記述を行い,ARアプリケーションの構成を行う.