4ZA-6
自動会話システムにおける擬人化エージェントの非言語メッセージが会話持続に与える効果 ~社会的スキルとエンブレムによる非言語メッセージの関係~
○高木志織(芝浦工大),米村俊一(NTT),徳永幸生(芝浦工大),杉山 精(東京工芸大)
我々は、非指示的カウンセリング手法を会話戦略とし、特定の会話内容に限定されることなく、
様々なシーンに利用可能で、会話をより永く持続することの出来る自動会話システムの実現を目指している。
本システムは、システム画面にテキスト入出力欄、感情アイコン、エージェントを用い、ユーザがテキスト入力欄にエージェントからの問いかけに対する返答を入力すると、システムはテキスト出力欄に返答文とエージェントによる非言語メッセージを同時に出力する。
本報告では、エージェントによる非言語メッセージが会話の持続にどのような影響を与えるかについてユーザの発話回数を基に分析したので報告する。