情報処理学会 第73回全国大会講演要旨

運転で経路探索システムの探索結果がユーザに合うものだとは限らない。
また、見知らぬ土地での経路選択は運転者の予測で決定される。
それにより、予想外の経路や危険な道路を走行する原因となる。

ユーザの走行履歴を共有することで、運転者の特性に適応した
経路探索アルゴリズムを提案し、数人の被験者モデルで実験し運転車の
特性の満足度を評価できるシステムの開発を目標とする。

走行履歴から日常の運転ぶりや運転中の負担の感じやすさを評定出来るため、
実験参加者の個人特性を分析することが可能である。

運転者特性を分類するための分析と、同じ運転者特性を特定するための
運転者同士に対する分析の2つを本研究の分析システムで研究する。