4S-2
キーワードの相関性に基づく研究者,研究機関ごとの特徴抽出
○安藤志宙,堀 幸雄,今井慈郎(香川大)
出版される論文数は増加の一途を辿っており,情報の洪水となっている.
そのような数多くの情報から有益な知見をいち早く得るためには,
早い段階で個別の研究の特色を見抜くことが重要である.
研究トピックに対応するような文書群を分析する方法として,文書群中に
特徴的に現れるキーワードを抽出しリストアップする方法などが多く
利用される.しかしながら,このような方法では全ての文書に共通な
キーワードが現れる.我々は研究者,研究機関ごとのキーワードの
相関性に着目し,個々の研究者,研究機関ごとの特色を抽出する
手法を提案する.いくつかの研究者,研究機関で提案手法と既存手法を
比較した結果について報告する.