情報処理学会 第73回全国大会講演要旨

近年、大学生には他学生の研究内容が理解できない・他者との
交流を通して研究に対する理解を深めることができないなどの
問題がある。そこで大学研究室内の学生同士の協調的な活動を
利用し、研究の指導や研究内容の情報共有と理解を深めるための
交流を支援するシステムを開発する。学生毎の研究成果物の他に、
ゼミにおける質疑内容を学生の記録者が要約・文書化したデータを
共有・管理する。これにより、記録者は質疑内容の意図の理解、
質問の仕方を学習することができる。データを活用しながら、
発表者は質疑内容のふりかえりと進捗管理を行う。これにより、
研究活動をより良いものにできる。