3ZA-6
インフォーマルコミュニケーション誘発のためのWebブラウザー上での他者の可視化手法の検討
○櫻井元晴,相田 仁(東大)
本研究では,インフォーマルコミュニケーション誘発に必要な
Awarenessをインターネットを介して提供するために,Webブラ
ウザーに他者を可視化する手法を検討している。提案方式では,
ブラウジング中のマウスポインターに拡大鏡等の機能を付け加える
ことでAwarenessの材料として意味を持たせ,それを可視化に
利用する。また,Webブラウザー間でのP2P通信システムを構築し,
サーバーが必要ないコミュニケーションシステムを提供する。
本稿では,提案方式を採用したコミュニケーションツールを
Firefox拡張機能として試作・評価し,インターネットを介した
インフォーマルコミュニケーションの誘発への効果を確かめた。