3Q-7
三次元仮想空間でのアバタコミュニケーションを支援するジェスチャの自動生成
○岡島周作,土肥 浩,石塚 満(東大)
コミュニケーションにおいてジェスチャは重要な役割を果たす.
セカンドライフのような三次元仮想空間においても,会話にジェスチャを
交えることでより円滑なコミュニケーションを行うことができる.
しかし,アバタにジェスチャを実行させるには,ユーザが
その都度選択をする必要があり,ユーザの負担となっている.
そこで本研究では,入力されたチャット文を解析し,
発言と同時に適切なジェスチャを選択して
アバタに自動的に付加するシステムを提案する.
特に同じ文でも話し手と聞き手でジェスチャが変わることを考慮し,
日本語とジェスチャを対応させた辞書を別々に作成する.
このシステムをOpenSim上で実装した.