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「質より量のアプローチ」による音声認識のシミュレーションと計算機の性能評価
○川辺弘之,杉森公一(金城大),瀬戸就一(金城大短大),下村有子(金城大)
我々は、聴覚障害を持つ学生のために多くの初心者学生ボランティアがノートテイクする
システムを提案した。「質より量のアプローチ」によるノートテイクシステムである。
次に、ボタンティア確保と入力精度向上を目的に、キーボード入力を講師による音声入力
に置き換え、音声認識に「質より量」のアプローチを適用することを提案した。
 本研究では、まず、音声認識システムの並列実行についての数学モデルとそのコンピュータ
シミュレーション結果を簡単に紹介する。次に、音声認識プログラムを並列実行させて、
計算機への負荷の程度を調べることで、計算機ハードウェアの性能評価を行う。そして、
現在の技術水準で実現可能なノートテイクシステムとその将来像について検討する