2ZA-9
赤外線通信を用いたプロトコル分析支援システムの開発
○瀧口敬史,大和田勇人(東理大)
本研究では、機器のユーザビリティを改善するための代表的な手法であるプロトコル分析を支援するためのシステムを開発する。機器のユーザビリティを効果的に改善するにはユーザーが機器のどこに使いやすさやわかりにくさを感じているのかを知る必要がある。そこで、被験者に対象となる機器を操作してもらう実験を行い、その際の発話記録や操作記録であるプロトコルデータを分析することによってユーザーの考えを知ることが出来る。しかし、実際に実験中の発話記録や操作記録を手作業でまとめるのは非常に時間がかかる。そこで、本研究では、赤外線通信を用いて、プロトコルデータを自動的に収集し、プロトコル分析をより容易に行えるシステムを提案する。