情報処理学会 第73回全国大会講演要旨

人が生きていく上でコミュニケーションを図ることは非常に大切である。感情を他者に表現する際、言葉では表現しきれない場合、言葉では表現しない方が伝わりやすいことが多い。言葉を使わないコミュニケーションを図る方法には、身振り、表情、言葉、絵画、楽曲などの多様な方法が存在する。そこで本研究では、音楽という非言語情報を用いて感情伝達を図る。事前の調査で、歌詞の無い音楽で感情伝達は可能であると判断できた。その結果を利用し、着信音に発信者の感情を付加し、受信者はどのような反応が検討を行い、システム実装を行った。