2Z-6
RFIDタグを利用した紙と電子文書の統合知識共有管理
○清水達文,小嶋弘行(広島工大)
グループウェアや協調作業支援に関して,「電子的文書管理」機能は
ひとつの大きな関心事である.しかし,電子的作成文書に加えて,
紙文書の持つ属人性や顕現性などの利便性から全ての紙文書が
電子化されることは考え難く,用途に応じた使い分けにより
紙,電子文書が共存すると考えられる.計算機技術を用いて,
紙文書も電子文書と同様に検索対象化し得る管理技術が望まれる.
本研究では,RFIDタグにより電子的処理対象となり得る紙文書管理に加え,
紙と属性および電子文書データを統合保存,業務モデルに基づく構造化と
共有化を図る統合知識共有管理について検討し,紙,電子文書を
シームレスに管理するデータベース管理方式を提案した.