2S-7
サーベイ論文の解析結果を用いた文献分類手法の提案
○福井達也,中村健二,小柳 滋(立命館大)
研究を概観する手がかりとして、サーベイ論文が存在する。
しかしこれらの文献は、まとめた時点までの内容であり最新の研究動向までは得られない。
この課題を解決するための取り組みとして、論文情報の分類や
分類した論文から自動的にサーベイ論文を生成する研究などが実施されている。
これらの手法は、一般的に論文間の類似度を用いてクラスタリング
されるが、作成されたクラスタがどのような内容を示すのか推定する必要がある。
そのため本研究では、サーベイ論文の解析により得た情報から
分類カテゴリを生成し、そのカテゴリを用いて論文を分類することで、
サーベイ論文以降に投稿された同分野の研究動向を把握する手法を提案する。