2K-8
教育向けプログラミング言語を応用した高級言語学習のための環境の開発
○篠崎雄一郎,佐々木晃(法大)
既存の教育向けプログラミング言語としてScratch・Squeak Etoysなどがある。上記の言語の目的はプログラミングをして作品を完成させコンピュータの面白さを知ってもらうものである。これらのことに興味をもったユーザーが次にとる行動はJavaやCなどの高級言語を学ぶことだと考えられる。しかしプログラミング初心者が高級言語を学ぼうとしたとき、いくつかの問題がある。例えばプログラムを作成するためのコードの入力や実行の仕方、また制御構造を理解することが難しいことが挙げられる。そこで本論文では教育効果を上げることを目的としたプログラミング環境を提案する。具体的にはScratchを拡張しJavaを学ぶための効果を上げるものを作成する。