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塗装作業における技能差の評価のための一検討
○熊谷翔太,松田浩一(岩手県大)
 大型部品の塗装作業において限られた時間内に作業を終えなくてはいけない.
また、長時間の作業を強いられることが原因となり、疲労の蓄積、品質に不具合が生じてしまうことがでてくる.これらの悪要因を最小限に食い止めるためには、塗装技能のポイントを熟知し、習得していることが必要となる.
 先行研究では、肘の回転動作が作業員によって異なることが分かっている.しかし、異なることは分かったが、どのように違うのかが分からなかった.
 そこで本研究では、角速度センサを用い、塗装において重要となる関節動作を取得し、
どう違うのかという技能の差の観点まで踏み込み、その評価のための一検討を行う.