1ZB-7
しりとりにおけるロボットに対する人間らしさの帰属
○阪本綾香,林 勇吾,小川 均(立命館大)
人間は,ロボットに対してパーソナリティーを持つものとして
社会的な反応をすることがReeves and Nass によって確認されている.
そこで本研究では,ロボットの人間らしさの帰属の要因について,
人間らしさの特性を有するロボットとのコミュニケーションを通じて検討する.
具体的には,人間がPaPeRoとしりとりを行う場面を設定し,
ロボットからの「応答内容」や「応答時間」,「言い間違い」といった要因が
人間らしさを促進するかどうかを検討する.これまでの先行研究とは異なり,
本研究では自律的に応答する会話ロボットを用いることで
より現実に近い場面での人間とロボットとのコミュニケーションを検討する.