1S-1
話題推薦システムのためのモデル構築手法
○冨坂亮太(東大),鈴木崇史(東洋大),相澤彰子(国立情報学研究所/東京大学)
会話システムにおいて、ユーザの発言に対して適切な応答文を提示する会話応
答の研究が数多く行われているのに対し,
ユーザに対して自分から発言するシステムの研究は十分になされているとはい
えない.
それは,応答文では直前の会話が有効な手がかりとなるのに対して,
発話文には過去の会話によらない話題の転換が求められるからである.
本研究では,情報推薦の枠組みを発話文選択に適用し、ユーザの興味を引ける
適切な文を選択することができるシステムの実現を目指す。
また、このシステムを用いたユーザ実験の結果により提案システムがうまく
ユーザの興味を取得できていることを示す.