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エージェントを用いた車車間アドホック通信による交通情報の提供
○和田紘輝,能登正人(神奈川大)
近年、自動車等の車両は各地で渋滞を引き起こし環境や経済に悪影響を与えている。
解決策として、運転者にリアルタイムで交通情報を提供する機能としてVICSが開発されているが、休止日やメンテナンスにより交通情報が取得不可能な場合がある。
また、過去の交通データにより渋滞予測も行われているが、事故や地域行事など過去のデータがない場合には渋滞予測が困難である。
本研究では、車車間通信を利用し、エージェントを用いて予測が難しい交通情報を処理し、自動車自身に判断させ、情報を交換・提供できる手法を提案する。
手法として、自動車は前方の交通情報を車車間通信で取得し、その情報を運転手に提供することで渋滞を回避・解消する。