ソフトウェアジャパン2009「ITのパラダイムシフト -クラウドで何が変わるか?-」 開催日:2009年1月27日(火) 開催会場:大手町サンケイプラザ
 
HOME
プログラム
参加申込
スポンサー・サポーター募集(申込)
会場アクセス
 
お問い合わせ:情報処理学会事業部門 03-3518-8373
 
過去のソフトウェアジャパン
   
プログラム
 
 ITフォーラムセッション IPAフォーラム [会場 3F 312]
 ITプロジェクトの「見える化」とトレーサビリティの確保,日本と世界
 
セッション概要
 
クラウドの時代,ソフトウェアの可用性が高まる分だけ,ソフトウェアの信頼性,そして生産性は今までにも増して求められるようになります.IPAセッションではソフトウェアプロジェクトの「可視化」に焦点を合わせ,IPA/SECが提唱しているITプロジェクトの「見える化」施策,その全貌をご紹介する.元来自然のままでは見えにくいソフトウェアプロジェクトを可視化することによって,他の製造業などと同様に,生産性や品質の向上に役立てようとする施策である.あわせて,最近顕在化してきたこの「見える化」施策の海外の動向を紹介する.さらに近年この「見える化」に新たに加わったターゲット,「追跡性と説明性」を確保するための「ソフトウェアタグ」の研究について,最先端を研究するStagEプロジェクトのリーダから,その日本発の最新動向をご紹介する.
     
神谷 芳樹 写真  司   会:神谷 芳樹
        独立行政法人 情報処理推進機構
        ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員
略歴 電電公社/NTTの研究所,NTTソフトウェア(株)等を経て,2003年4月奈良先端科学技術大学院大学研究員,文部科学省委託によるソフトウェア工学に関する産学連携のEASE(Empirical Approach to Software Engineering)プロジェクトに従事.2004年10月,IPAソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)発足と同時に研究員を兼務.SEC先進プロジェクト,ITプロジェクト見える化部会等の活動に従事.ソフトウェア工学研究における産学連携を推進.博士(工学).
     
プログラム [10:30−12:30]
先頭に戻る
 講演(1) 「SECの提唱するITプロジェクトの「見える化」,上流,中流,下流工程」

10:30-11:20

神谷 芳樹 写真  神谷 芳樹
 独立行政法人 情報処理推進機構
 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員
講演概要 IPA/SECが3年間,斯界で豊富な経験を重ねてきた延べ30人余の叡智をつぎ込んで4冊の書籍とツール群に纏め上げた「ITプロジェクトの見える化」手法の全貌を紹介する.書籍として形式知化された手法は定性的アプローチ,定量的アプローチ,統合的アプローチから構成され,その約50%がノウハウ満載のチェックシートや失敗事例集などのデータ類で構成されている.またEPM(Empirical Project Monitor)と呼ぶ無償提供のプロジェクト計測ツールやダウンロード可能なデータとツール群を含んでいる.これらを,その最近の適用事例を含めて示す.
略歴 司会参照.
先頭に戻る
 講演(2) 「ITプロジェクトの「見える化」,世界の動き」

11:20-11:40

神谷 芳樹 写真  神谷 芳樹
 独立行政法人 情報処理推進機構
 ソフトウェア・エンジニアリング・センター 研究員
講演概要 進行中のソフトウェアプロジェクトの可視化,すなわち「ソフトウェア・プロジェクトのインプロセス計測とフィードバック」というテーマは世界のあちこちで取り組まれるようになり,いくつかの目覚しい成果が現れはじめた.本講演ではそのうち,ドイツ,イタリア,米国発の特徴あるシステムとサービスを紹介し,あわせて日本のシステムEPMの今をお伝えする.
略歴 司会参照
先頭に戻る
 講演(3) 「トレーサビリティを実現するソフトウェアタグ技術,日本から世界へ」

11:40-12:30

松本 健一 写真  松本 健一
 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
 教授
講演概要 ソフトウェア開発におけるトレーサビリティ(説明性,追跡性の確保)を,実績・実証データ(エンピリカルデータ)に基づいて実現するソフトウェアタグ技術の概要を,文部科学省StagE (Software traseability and accountability in global software Engineering)プロジェクトの活動や成果を交えて紹介する.日本での活動とあわせて,そのグローバルな展開を展望した研究活動の一端も示す.
略歴 1989年5月大阪大学・基礎工学部・情報工学科・助手,1993年4月に奈良先端科学技術大学院大学・情報科学研究科・助教授,2001年4月から同大学教授.2006年4月から独立行政法人・情報処理推進機構・参与.2008年2月から合同会社EASE創研業務執行社員.ソフトウェア工学,特に,ソフトウエアメトリクスの研究に従事.2007年8月から,ソフトウェアタグの研究開発を目的とした文部科学省StagEプロジェクト研究代表者.工博.
先頭に戻る
     

   
   
 
セキュリティプライバシーポリシー著作権について
All Rights Reserved, Copyright(C) Information Processing Society of Japan