抄録
N-018
インターネットを利用した情報技術学習支援システム:学習状況の評価に用いる問題に関する検討
久津間啓右・金子勇太・泉  隆(日大)
インターネットを利用した情報技術学習支援システムに関する研究を行っている。本研究では、利用者の学習状況の評価に用いる問題について検討した。学習状況の評価にはS-P表と調整した対数型注意係数を用い、問題の評価には信頼性係数を用いた。信頼性係数が高い場合は極端な評価結果が現れず安定した評価ができ、信頼性係数の低い場合は学習者集団の得点に差が付きにくい特徴がみられることがわかった。これら問題群を特定することにより良好な評価を行うことができる。