抄録
M-009
ユビキタス空間における在室管理システムの設計・実装
室谷将希・岩本健嗣・松本三千人(富山県大)
今日の在室管理システムは,運用するために使用者の何らかの意識的な動作を必要とすることが多い.この使用者の負担をなくすためには,システムが自動で在室情報を更新する必要がある.そのための手法として,歩行動作から人物を特定する手法を提案する.本稿では,力センサで製作したハードウェアを用いて,歩行動作を観測する実験を行った.また,実験から得たデータを用いて,歩行動作を行った人物を推定し,その精度を評価し,推定に用いる特徴量を検討した.