抄録
L-035
リンク利用率のベイズ推定による負荷分散ルーティング
寺本 翼・原 元司(松江高専)
近年,インターネット資源を有効活用するための負荷分散ルーティング手法が多く提案されている.しかし,その多くは技術的な問題や適合性の問題を抱えており,現実のインターネットに適用可能な手法は限られているのが現状である. 一方,現在最も実用化に近い負荷分散ルーティングプロトコルの一つにOMP(Optimized Multipath) がある.しかし,この手法では負荷の急激な変動に追従できず,収束に時間がかかるという欠点が知られている.そこで,本研究ではOMP にベイズ推定による学習機能を導入し,収束速度の改善を試みた.