抄録
L-034
クリップボード監視処理を用いたコピー操作ログ取得法
佐藤 諒・石沢千佳子・西田 眞(秋田大)
PC内に暫定的にコピーしたデータをユーザが消去し忘れていたことに起因し,情報漏洩が発生している.この情報漏洩の未然防止には,PC内にデータを残さないことが重要と考える.筆者らはこれまでに,ファイルのコピーや移動などの操作に関するログを取得し,このログを解析することによってファイルの残留を検出する手法について検討を加えてきた.その結果,データをファイルとしてPC内にコピーした場合に,当該ファイルの残留を検出可能であることを明らかにした.さらに本研究では,データの一部を他のファイルにコピーする操作を識別するため,PC内のクリップボードを監視する処理を用いてログを取得する方法について検討を加えた.