抄録
K-052
生活情報の感覚的表示法に関する研究
那須理也・西村行正・鉄谷信二(電機大)
近年病気や怪我で入院することで一人の環境になることが増えている.このような状態で生活している人は寂しさや孤独感を感じていると考えられる.それら寂しさや孤独感を軽減するには他人とコミュニュケーションをとることで軽減できる.近年では通信機器を通じたコミュニケーションが寂しさや孤独感の解消に役に立っている.しかしそれらの手段の問題点として,精神的に弱っている状況下では意識的に行うことが煩わしいという問題がある.それらを解決するためにセンシングにより相手に存在感を与える手法や,存在感の表現方法を他の機器で出力する必要がある.そこで今回我々はどのような出力を行えば存在感として受け入れられるかを検討した.