抄録
K-049
3D映像効果のモーションキャプチャーによる評価法の開発
馬  歓(鳴門教育大)・皆月昭則(釧路公大)・林 秀彦(鳴門教育大)
3D映像の効果には、視覚における効果はもちろん、身体の動作における効果もあり得る。例えば、3D映像では「飛び出す」感覚が得られ、手に取るような映像表現が可能であるが、実際に手に取る距離と3D映像により再現される距離との差異の評価も十分ではない。そのため、3D映像と身体動作とのインタラクションについても検討が必要であり、3D映像の評価法の確立が急務である。本稿では、モーションキャプチャーによる3D映像の評価法を提案する。なお、本稿では、3D映像における原理として、両眼視差における立体視を対象として検討する。