抄録
K-037
産業技術短期大学における課題達成型プログラミング実習に関する一考察
金子豊久・廣瀬健一・佐藤清次・飯田尚紀(産業技術短大)
 社会ニーズの急速な変化の中で,情報処理教育では問題解決能力の育成は必要不可欠である.しかし,短期大学では,修業年限の短さから授業の大部分が基礎知識の学習のための講義に費やされる.そのため,産業技術短期大学情報処理工学科でも,問題解決能力育成のためのプログラミング教育が十分であるとは言えなかった.本稿では,学生の問題解決能力育成のために,昨年度より実験科目の中で行っているWindowsアプリケーションの開発を目標とした課題達成型のプログラミング実習の教育効果について考察する.