抄録
I-089
半開示スクランブル動画に適用可能な電子透かし技法
若色宏明・姜  錫・坂本雄児(北大)
映像の内容を完全に秘匿するのではなく、一部を劣化させる半開示スクランブル法が提案されている。有料動画配信サービスにおけるサンプルとして、半開示スクランブル動画の利用が期待されている。しかし、半開示スクランブル法はスクランブルが解除された後の不正利用への対策はされていない。そのため、半開示スクランブル動画の不正な再利用を防止することを目的として、半開示スクランブル動画に適用可能な電子透かし法を提案する。提案手法では電子透かしを埋め込む際、スクランブル解除により電子透かしが失われないよう埋め込み位置の調整を行う。複数の半開示スクランブル法に対して提案手法を適応し、その有効性を確認した。