抄録
I-057
動き補償と色信号間予測を併用したRGBカラー動画像の可逆符号化~色信号間の動ベクトル共有による付加情報の削減~
林 杏輔・青森 久・松田一朗・伊東 晋(東理大)
先に我々は,RGB 4:4:4フォーマットのカラー動画像を対象として,動き補償(MC)と色信号間予測を同時に利用可能な可逆符号化方式を開発した.一般にカラー動画像では,同一時刻の各色信号の動き情報は共通であると考えられる.しかし,上記方式では色信号毎に独立に動ベクトルを検出していたため,MCに必要な付加情報の増大を招いていた.そこで本稿では,RGB信号全体の符号量が最小となるように共通の動ベクトルを検出する手法を導入し,付加情報の削減を図った.