抄録
I-044
TIPのための穴の開いた物体の三次元モデル生成手法
福田康範・坂本雄児(北大)
一枚の画像からウォークスルーを実現する技術として、“Tour Into the Picture(TIP)”がある。本研究ではTIPの流れを汲み、画像中の前景物体をそのシルエットを用いて三次元モデル化することで、画像を三次元空間として構築することを目指す。従来研究では、物体毎に異なる三次元モデル生成手法を用いることで、物体の形状をよく表した三次元モデルを生成した。本研究では、従来研究では対応していなかった穴の開いた物体の三次元モデル生成手法を提案する。これにより、より多様な物体の三次元モデル化が実現する。