抄録
H-001
HOGとSVMによる上半身検出器の特徴の抽出位置に関する考察
藤井龍也・中島克人(電機大)・野口祥宏・西田健次(産総研)
鳥瞰カメラからの人物の位置情報取得のためには上半身の検出が有効である.教室等での座っている人達の人数カウントや人通りが多く,下半身のオクルージョンが多い状況での人流計測への適用が考えられる.本研究では,人物検出のために用いられる事が多いHOG特徴量と,識別性能に優れた学習モデルとして知られているSVMを組み合わせた上半身検出器の性能向上を目的とし,HOG特徴量の抽出位置の変更による検出精度と処理速度の評価を行ったので報告する.