抄録
G-003
超音波エコー画像による頸動脈プラーク陰影の安定性の検討
笠原新人・大木 誠(鳥取大)
近年、頸動脈プラークが原因で脳梗塞に陥り、認知症や最悪の場合死に至っているケースが報告されている。この頸動脈プラークの安定性が低いと血管部から剥がれ脳の血管につまり上記のような症状を引き起こす可能性がある。 近年の医療では頸動脈プラークの特定を超音波エコーで行い、その安定性を医師の目視で経験的に診断されている。プラークの安定性の診断はいくつかの研究が報告されているが、共同研究者の話では、プラーク陰影の輝度が大きく影響すると考えられている。 本研究では、医師による超音波エコー画像における頸動脈プラークの安定性の診断を補助するための手法について検討をする。