抄録
F-033
タブブラウザ上のウェブアクセス履歴の分析
星加拓人・藤田 悟(法大)
近年タブを用いたウェブブラウザが普及している。タブの使い方は状況、ユーザーにより異なる。例えば、新規のタブを作成するという操作でも、閲覧したいページへのリンクが多数ありリンク先から戻ることを考えてタブを作成する場合や、ページ同士の比較を行うためにタブを作成する場合等がある。また、閲覧の終わったページのタブを直ぐ消す者も居れば、そのまま残しておき後に別のページを見る時に再利用する者も居る。本論文では、複数のタブをユーザーがどのように扱っているのか、ブラウザの拡張機能を用いて閲覧履歴とタブの操作を蓄積して、その目的を分析する。