抄録
E-024
高齢者対話インタフェース -発話間の共起性に着目したユーザの話し相手になるロボットインタフェース-
小林優佳・山本大介・土井美和子(東芝)
日本では高齢者が急増しており、孤独死や認知症治療が問題となっている。対話コミュニケーションがこれらの予防に有効と言われているが、十分な"話し相手"を得られない場合が多い。そこで、我々は高齢者の"話し相手"となる対話インタフェースの研究開発に取り組んでいる。"いい話し相手"になるためには相手の話に適切な答えをする必要がある。しかし、ロボットが使用する音声認識は認識誤りを含むため困難である。人間は相手が自分の発話に関連した発話を行う前提で相手の話を聞いている。そこで、ロボット発話中の単語と意味的な共起性が高い音声認識結果中の単語を次の発話に使用する。対話実験を行った結果、音声認識率43%が71%まで向上した。