抄録
D-017
ソーシャルブックマークにおけるスパムユーザの分別
三瓶智昭・山田剛一・絹川博之(電機大)
Web上で情報を共有できるソーシャルブックマーク(Social Bookmark :SBM) サービスがある.SBMには人々の興味や関心を集める有用なコンテンツが数多く登録されている.一方で新着ブックマーク一覧にはSBMを利用して悪質なページへ誘導するなどのスパム行為が行われている.スパムユーザはそのような行為を行うために様々な手法をとっているが,それらは本来のSBMの使い方ではないため一般のユーザとは異なる特徴が生じる.そこで本研究ではユーザがブックマークしたページの内容や記入したコメントなどの特徴に関する機械学習によりフィルタを生成し,それを用いてスパムユーザを分別する.