抄録
B-002
Webアプリケーションを対象とした高網羅率の単体テスト自動生成について
鎌田高如・樋口昌宏(近畿大)
アプリケーションの信頼性を保証するためには単体テストが重要になる。Webアプリケーションは、リモートサイトからの要求に従ってデータベースアクセスを行い結果を返すものである。本発表では、データベースアクセス部分のテストに特化した単体テストの自動生成について述べる。その様なアプリケーションの単体テスト自動生成では、ソースコードのみを解析するだけでなく、アクセスするデータベースの仕様を考慮する必要がある。このためには、データベースの仕様記述言語を定める必要がある。本研究では、酒屋問題を例にデータベースの仕様をどのように記述すればテスト生成に活用できるかについて検討した。