マルチモーダルWeb – いつでも,どこでも,
 そして誰もが透過的にWeb上の情報にアクセスするために
 9月4日(金)9:30-12:00
 第2イベント会場(1号館3F 131教室)

近年,携帯電話,カーナビ,情報家電など各種機器による全地球規模での情報取得,配信が可能となりつつあるが,具体的なデータへのアクセス方法は,今なお機器やサービスベンダごとに異なる部分が大きい.あらゆる機器を利用し,全ての人々があらゆる情報にシームレスにアクセスできるようにするという,マルチモーダルWebの観点からもWeb上の情報共有のためのフレームワーク整備が望まれる.今回提案するシンポジウムでは,2006年および2008年のFITにおいて開催してきたWeb技術標準化に関するパネルでの議論を踏まえ,「わが国におけるWebアプリケーションの実装・サービス提供の現状」について概観した上で,マルチモーダルWeb実現のための課題について討議する.

 プログラム

全体司会 芦村 和幸 W3C/慶應義塾大学


講演(1) 9:30~9:50
マルチモーダルWeb - (X)HTML+CSSだけじゃないWebアプリ
芦村 和幸 W3C/慶應義塾大学


講演(2)9:50~10:10
マルチモーダル対話システムの標準アーキテクチャと周辺技術
荒木 雅弘 京都工芸繊維大学


講演(3) 10:10~10:30
WebアプリプラットフォームとしてのHTML5とSVG
藤沢 淳 キヤノン株式会社


講演(4) 10:30~10:50
SVGによるウェブ地図の標準化
高木 悟 KDDI株式会社


パネル討論 11:00~12:00
マルチモーダルWeb実現の課題
司会 芦村 和幸 W3C/慶應義塾大学
パネリスト 荒木 雅弘 京都工芸繊維大学
パネリスト 桂田 浩一 豊橋技術科学大学
パネリスト 藤沢 淳  キヤノン株式会社
パネリスト 高木 悟  KDDI株式会社
パネリスト 五寳 匡郎 マイクロソフト ディベロップメント株式会社