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●ユーザ指向ストリーミングサービスのための映像の主観品質と映像コンテンツの関係を利用した映像分類手法
[マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(2005. 12. 2)] (マルチメディア通信と分散処理研究会)
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加藤 由花 君 (正会員)
1989年3月 東京大学理学部地球物理学科卒業
1989年4月 日本電信電話株式会社入社
2002年3月 電気通信大学大学院情報システム学研究科博士後期課程修了。博士(工学)
2002年4月 電気通信大学 大学院情報システム学研究科助手
2006年4月 産業技術大学院大学 産業技術研究科准教授
現在に至る。
情報ネットワーク、マルチメディア通信に関する研究に従事。情報処理学会、電子情報通信学会、IEEE 各会員
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[推薦理由]
本論文は、映像の重要度を考慮したレート制御により高品質な映像配信サービスを提供するための基盤となる、映像と視聴者の主観品質との関係を示している。従来、映像の重要度の設定方法として、コンテンツ製作者の主観や映像内の動きを基に設定する方法が提案されているが、視聴者側の重要度を適切に反映しているわけではなかった。本論文では映像の重要度を視聴者の感覚に近づけるために必要となる映像分類手法を示しており、映像の重要度設定の自動化に鍵となる重要な基盤であることから、本論文を山下記念研究賞に推薦する。
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●シミュレーションによるHeavy-tailedトラフィックの特性解析
[2006-DPS-126(2006. 3. 17)] (マルチメディア通信と分散処理研究会)
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中嶋 卓雄 君 (正会員)
1986年熊本大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。
富士通(株)を経て、
1991年熊本大学大学院自然科学研究科博士課程単位修得後退学。
熊本大学工学部助手を経て、
2001年より九州東海大学応用情報学部情報システム学科に勤務し、現在に至る。
自己相似性を持つネットワークの評価およびシステムパフォーマンスの評価に関する研究に従事。ACM、IEEE-CS各会員。
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[推薦理由]
本論文は、インターネットトラフィック設計に重要となるトラフィックの自己相似性について、特にWebアクセスの場合の原因を解析している。シミュレーションにより、この自己相似性が、小さいShapeパラメタでのHeavy-tailedなファイルサイズの分布により導出され、パワー則に従ったデータレートの分布により強調されること、及びネットワークのエラーレートが高い場合に維持されることを示した。本論文で示したトラフィックの自己相似性の原因はネットワーク設計の重要な理論的基盤を与えることから、本論文を山下記念研究賞に推薦する。
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●物理指向補間による弾性体アニメーションの制御手法
[Visual Computing・グラフィクスとCAD合同シンポジウム(2005. 6. 16)] (グラフィクスとCAD研究会)
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近藤 亮 君 (正会員)
2004年3月 慶應義塾大学環境情報学部卒業
2006年3月 慶應義塾大学政策・メディア研究科修了
同年4月 (株)ソニー木原研究所入社
現在、アニメーション技術に関する研究開発に従事。
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[推薦理由]
キーフレームで指定された形状情報を用い、物理法則に基づいた物体の変形を制御することができる弾性体のアニメーション手法を提案している。提案手法ではこれまでと逆のアプローチである、部分的な物体の挙動をあらかじめユーザが指定し、それを元に全体のアニメーションを作成するという斬新なアイデアに基づいている。ユーザの意図
に沿いながら物体の局所的形状変形や軌跡の制御が行え、かつ物理法則に基づいた自然な アニメーションの作成を可能とする優れた手法である。今後のコンピュータグラフィクス
の発展への貢献が期待されることから、山下記念研究賞に推薦する。 |
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●美しい曲線セグメント
[2005-CG-121(2005.11.19)] (グラフィクスとCAD研究会)
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吉田 典正 君 (正会員)
1989年3月 早稲田大学 理工学部 機械工学科 卒業
1997年3月 博士(工学) 早稲田大学
1995年4月 早稲田大学 理工学部 機械工学科 助手
1997年10月 東京農工大学 工学部 情報コミュニケーション工学科 助手
2003年4月 日本大学 生産工学部 管理工学科 専任講師
2005年4月 日本大学 生産工学部 マネジメント工学科 助教授 現在に至る
コンピュータグラフィックスおよび形状処理に関する研究に従事。ACM、情報処理学会、電子情報通信学会、画像電子学会、精密工学会会員。
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[推薦理由]
曲率変化が単調で曲率対数分布図が直線で表されるような平面曲線である「美しい曲線」の形状を対話的にコントロールして描画する方法を新たに提案している。これを実現するために、新たに方向角と弧長のそれぞれで美しい曲線を定式化し、曲率対数分布図における直線の傾きを変えたときの曲線の性質を明らかにしている。美しい曲線を実用に供することを目指した先駆的な研究であり、今後のコンピュータグラフィクスの発展への貢献が期待されることから、山下記念研究賞に推薦する。
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●コンピュータグラフィックによる永福寺の復原
[2005-IS-91(2005. 3.16)] (情報システムと社会環境研究会)
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大滝 由明 君 (正会員)
平成7年4月 栃木県立矢板東高等学校入学
平成10年3月 栃木県立矢板東高等学校卒業
平成11年4月 湘南工科大学工学部電気工学科入学
平成15年3月 湘南工科大学工学部電気工学科卒業
平成15年4月 湘南工科大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期過程入学
平成17年3月 湘南工科大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期過程修了
平成17年4月 湘南工科大学研究生
平成17年9月 湘南工科大学非常勤助手
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[推薦理由]
文化遺産認知に関する課題を抱えた自治体と文化財のデジタルアーカイブ化研究の課題を抱えた大学とが「協働という覚書き」を締結するメリットを議論し、実践によってその効果を実証している。情報技術を社会に還元する研究活動の一スタイルを示したことが評価された。また、この研究プロジェクトの特徴を、@自治体による文化財の発掘調査と大学による発掘図面の活用という連携、A復元のモデリングにおける同時代建築物との比較研究、B文化財復原の表現における3DCG技術の適用、C復原の完成度を高めるための建築史専門家による検証、およびD複合遺産の登録などの活動で示している。これらの研究成果が評価された。
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●MDAによるコンポーネントベースモデリングの実例
[2005-IS-93(2005. 8.25)] (情報システムと社会環境研究会)
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浜口 弘志 君 (正会員)
2000年3月 九州工業大学情報工学部電子情報工学科卒業。
2002年3月 九州工業大学大学院情報工学研究科博士前期課程修了。
同年4月 日立製作所入社。
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[推薦理由]
情報システムを効率よく開発するために、組織全体のビジネスプロセスとデータと情報システムの関連構造をエンタープライズアーキテクチャの体系に合わせて整理し、業務モデルからアプリケーションモデルへ変換する方法論を提案した。モデル変換の定義であるマッピングルールはOMGが推進する参照アーキテクチャとUMLをベースとしている。これらのコンポーネントベースの開発方法論を25件のプロジェクトに適用しており、分析工程では業務機能コンポーネントやシステム機能コンポーネントの流用率が高いことを示すとともに、この結果を設計・開発まで連携できることを示している。有用性が評価された。
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●最大マージン原理にもとづく多重トピック文書の自動分類
[2004-FI-76(2004. 9.16)] (情報学基礎研究会)
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賀沢 秀人 君 (正会員)
1997年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。
2006年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。
1997-2006年、日本電信電話(株)コミュニケーション科学基礎研究所にて、自然言語処理および機械学習の研究に従事。
2006年より、グーグル株式会社にてソフトウェア開発に従事。
2004年 情報処理学会平成15年度論文賞受賞。情報処理学会、ACM、IEEE各会員。
博士(工学)。
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[推薦理由]
文書に該当するトピックを全て付与する多重トピック分類問題において、複数のトピックに関連づけられることにより得られる特徴を積極的に利用するため、異なるトピックの組合せをクラスとみなした多クラス分類手法の提案している。多クラス分類を導入する際の問題として、クラス数の増大に伴った学習データの減少による過学習の問題があるが、最大マージン原理に基づいたラベリング手法を用いることにより、その影響を低減し、有用性を確認している。多重分類の新たな考え方を提案している点が高く評価できる。
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●A Further Note on Evaluation Metrics for the Task of Finding
One Highly Relevant Document
[2006-FI-82(2006. 3.22)] (情報学基礎研究会)
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酒井 哲也 君 (正会員)
1968年生。
1993年早稲田大学大学院理工学研究科工業経営学専門分野修士課程修了。
同年 (株)東芝入社。
2000年〜2001年英ケンブリッジ大学客員研究員。
FIT2005論文賞受賞。
現在、情報処理学会論文誌(ジャーナルおよびTOD)編集委員、情報学基礎研究会幹事、電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ誌幹事。工学博士。
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[推薦理由]
近年のWeb検索などにおける利用実態に則した形の評価を行うためには、従来の網羅的な検索を行うための情報検索システムを評価する指標とは異なる指標が求められる。本論文では、非常に役立つ文献を一つだけ見つければ良いという課題を評価するための指標を提案すると共に、提案指標が個別課題の実験結果の影響を受けにくい安定性の高い指標であることを確認している。評価値が持つ特徴が明確であり、実用性が高いと考えられる点と、他の評価値との比較も実験をとおして、丹念に比較している点が高く評価できる。
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●画像情報のデータ量削減型階層秘密分散法に関する検討
[2006-AVM-52(2006. 3. 3)] (オーディオビジュアル複合情報処理研究会)
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橋本 真幸 君 (正会員)
1997年 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。
同年 株式会社KDDI研究所入社。
以来、画像符号化伝送方式の研究、医用画像伝送システムの開発に従事。
近年では、ボリュームデータ符号化方式、画像情報の秘密分散方式の研究に従事。
情報処理学会、電子情報通信学会、映像情報メディア学会会員。
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[推薦理由]
本論文では秘密分散法とJPEG 2000階層符号化方式を組み合わせた画像情報の階層的な秘密分散方式を提案し、その有効性を示している。提案方式では、秘密分散法の持つ高い安全性に加え、合成する分散情報の数に応じて再生画像品質が制御できる機能性を実現している。この際、階層符号化における各階層を重要部分とそれ以外に分割し、重要部分にはデータ量は多いが安全性の高い(k,
n)しきい値秘密分散法を、重要部分以外には安全性は低いがデータ低減効果の高い(k, L, n)しきい値秘密分散法を用いて分散情報を作成する。上記により、安全性を保ったまま分散情報のデータ量が削減でき、画像情報配信システムでの応用が期待できる。
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●学習者の注目を集めることができる講義映像コンテンツの自動作成
[2006-GN-59(2006. 3.23)] (グループウェアとネットワークサービス研究会)
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中村 亮太 君 (学生会員)
2002年3月 東京工科大学工学部情報通信工学科卒業
2004年3月 東京工科大学大学院工学研究科修士課程修了
現在、慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程、ならびに東京工科大学Linuxオープンソース嘱託研究員、生体情報応用、マルチメディア処理に関する研究に従事。
DICOMO2004 優秀プレゼンテーション賞受賞
DICOMO2005 最優秀プレゼンテーション賞ならびに優秀論文賞受賞
DICOMO2006 最優秀プレゼンテーション賞受賞
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[推薦理由]
本研究は、現在の講義において中心的な役割を果たす電子スライド資料を、講義内容に合わせて重要箇所を注目しやすくするために自動的に強調表示する仕組みに関するものである。スライド中の重要箇所を自動的に認識し、テレビ番組の手法を適用して文字の一部を隠し、受講者の興味や注目を意識的に集める工夫がなされている。この研究は、指導者側の技能や作業時間に左右されていた部分をシステム
化し、理解しやすい講義の実現を手助けする手法を提案した点で優れた研究であるといえる。今後のグループウェア研究、そして教育の質そのものへの貢献が期待されることから、山下記念研究賞に相応しい論文として推薦する。
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●操作者を識別可能な協調学習用多点認識テーブルトップインタフェース
[2006-GN-59(2006. 3.23)] (グループウェアとネットワークサービス研究会)
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北原 圭吾 君 (学生会員)
2005年慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。
現在、同大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻修士課程在学中。
ヒューマンインタフェースと協調学習支援の研究に従事。
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[推薦理由]
本研究では、野外学習の協調的復習作業を支援するテーブルトップインタフェースを開発し、従来の復習支援システムでは困難であった「実物体を介した効率的な復習」を実現している。特に、協調学習において重要となる「電子情報の受け渡し」および「電子情報の表示の向き」に着目し、直感的な受け渡し手法を実装したほか、多点認識可能なディスプレイ上で操作者の向きに情報を自動的に調整している点などに新規性、有用性がある。本研究の成果は学習分野以外の協調活動支援を行なう上でも有益なものであり、山下記念研究賞に相応しいものと考える。
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●ディスクレス環境の教育用計算機システムに適した Linux システムの実装
[分散システム/インターネット運用技術シンポジウム2004年度(2004.12.10)] (分散システム/インターネット運用技術研究会)
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桝田 秀夫 君 (正会員)
1998年 大阪大学大学院 基礎工学研究科物理系専攻情報工学分野博士課程修了。博士(工学)。
1998年 大阪大学情報処理教育センター助手。
2000年 大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門助手。
2005年 京都工芸繊維大学情報科学センター助教授となり、現在にいたる。
情報処理学会、電子情報通信学会、各会員。
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[推薦理由]
本研究発表では、大学における大規模な教育用計算機システムの運用コストを低減するための様々な仕組みを提案している。単にオープンソースのソフトウェアを使うだけでなく、実際のコードに立ち入り読み解きながら活用することで、「オープンであること」を有効活用した事例として興味深い。また、提案されたシステムを実際に運用していることは高く評価できる。さらに、実際に教育用計算機システムを運用している多くの組織に有益な情報を提供している点などを評価する。
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●大学における印刷管理の新しい試み
[2005-DSM-38(2005. 8. 5)] (分散システム/インターネット運用技術研究会)
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安東 孝二 君 (正会員)
1991年 東京大学工学部原子力工学科卒業。
1996年 東京大学大学院工学系研究科システム量子工学博士課程満期退学。
同年より東京大学教育用計算機センター助手に着任。
1999年 教育用計算機センター改組により東京大学情報基盤センター助手となる。
一貫して東京大学教育用計算機システムの設計・構築・運用に関わり現在に至る。
2004年よりインターネット協会迷惑メール対策委員。
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[推薦理由]
製品化の原型であったECCS1999(製品は IO GATE) の長年にわたる運用に基づく問題点の分析をもとにそれを改善する新たなシステム,ECCS2004
を提案し、これまでの運用をもとに問題点が改善されたことを確認している。本システムも従来システム同様、実運用に耐えうる完成度を持っている。 |
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●デジタルドキュメント研究10年の傾向
[2005-DD-50(2005. 5.27)] (デジタルドキュメント研究会)
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斎藤 伸雄 君 (正会員)
1987年 文教大学情報学部経営情報学科 卒業。
同年 日本電気セキュリティシステム 入社。
1991年 凸版印刷株式会社 入社、現在に至る。
文書管理、デジタルコンテンツの管理や配信に関する研究開発に従事。
情報処理学会、ACM各会員。
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[推薦理由]
本論文はデジタルドキュメント研究会発足以来10年間の全研究報告の抄録情報に基づいて,データマイニングにより年代ごとのトピックと傾向を分析したものである。この分析の結果,XMLの規格の登場,インターネットの爆発的な普及などをきっかけにキーワードが変動し,対象範囲が拡大している傾向などを明らかし,今後の研究動向を予想する手がかりとしても活用可能なことを示したものである。さらに,本分析手法の他研究会等への適用可能性も極めて高いことより,山下記念研究賞にふさわしい論文として推薦する。
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●MobiSNMP:SNMP over Mobile IPv6による移動体情報の継続的収集方法
[2005-MBL-33(2005. 5.26)] (モバイルコンピューティング とユビキタス通信研究会)
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北形 元 君 (正会員)
1972年生。
2002年 東北大学大学院同研究科博士後期課程修了。
現在、東北大学電気通信研究所助手。
博士(情報科学)。
エージェント指向コンピューティングに興味を持つ。
情報処理学会、電子情報通信学会各会員。
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[推薦理由]
本論文は、移動体無線通信のためのネットワーク管理手法MobiSNMPを提案している。ストア&フォワード型の管理オブジェクトの導入により、マネージャとエージェント間の接続が失われている間にも、エージェントが収集すべき情報をキャッシングし、情報の欠落を防ぐことを可能としている。提案手法はプロトタイプ実装によりその有効性が示されており、移動体通信のネットワーク情報収集手法としてその利用と発展が見込まれる。以上のように本研究は優れた成果を示しており、山下記念研究賞にふさわしい論文としてここに推薦する。
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●アドホックネットワークにおける送信電力制御を用いた省電力ルート構築法
[2005-MBL-34(2005. 9.15)]
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萬代 雅希 君 (正会員)
1996年慶應義塾大学理工学部電気工学科卒。
1998年同大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程了。
2004年同大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻博士課程了。
1998年〜2000年ソニー(株)
2001年〜2003年日本学術振興会特別研究員(DC2)
2004年静岡大学情報学部情報科学科助手、現在に至る。主として、通信ネットワークに関する研究に従事。博士(工学)。電子情報通信学会、情報処理学会、IEEE各会員。
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[推薦理由]
本論文は、アドホックネットワークにおいて、制御トラヒックを増大させることなく簡便に省電力ルート構築が可能なルーチング方式を提案している。提案方式は、ルート構築要求メッセージの受信電力に反比例した時間を算出し、この時間の間メッセージ転送を遅延させることにより、省電力ルートを構築する。また、市販のネットワークカードへの適用を考慮し、離散的に送信電力が制御される現実的な状況に対応する方式も提案している。ルートの消費電力およびルート構築遅延に関するシミュレーション評価により、提案方式の有効性が示されている。以上のように本研究は優れた成果を示しており、山下記念研究賞に相応しい論文として推薦する。
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●送信者に認証機能を付加したブロードキャスト暗号
[コンピュータセキュリティシンポジウム2005(2005.10.27)] (コンピュータセキュリティ研究会)
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金沢 史明 君 (学生会員)
平成15年 東京理科大学理学部応用数学科卒業。
平成17年 北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了。
現在、筑波大学システム情報工学研究科リスク工学専攻博士後期課程在学中。
電子情報通信学会、IEEE、ACM各会員
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[推薦理由]
Bonehらによって提案されているブロードキャスト暗号BGW方式の問題点である送信者の身元確認を、送信者の秘密鍵をヘッダ中に組み入れることで実現し、ブロードキャスト暗号に本人認証機能を追加している。さらに、提案方式を応用し、1-out-of-n署名と検証者指定署名の両機能を持った署名方式を提案している。この方式は署名長がnに依存しないものであり、帯域制限のある環境下で非常に有効である。信頼性と実用性、完成度が高いことから、本論文を推薦する。
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●無線LANシステムにおけるシームレスユーザ認証方法に関する考察
[マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2005)シンポジウム(2005. 7. 8)] (コンピュータセキュリティ研究会)
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朴 美娘 君 (正会員)
1983年 漢陽大学工学部電子工学科卒。
同年 漢陽大学工学部助手。
1993年 東北大学大学院工学研究科情報工学専攻博士後期課程了。
同年 東北大学電気通信研究所助手。
1994年 三菱電機株式会社入社。
現在、同社情報技術総合研究所勤務。通信プロトコル設計、ネットワークセキュリティ、移動通信ネットワーク等の研究に従事。博士(工学)。電子情報通信学会会員。
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[推薦理由]
本論文は、無線LANにおいて高速なハンドオーバーを可能とするための、モビリティとスケイラビリティを達成するモバイル端末の認証方式を提案している。提案方式は、従来方式による認証で課題となっていたハンドオフ遅延やパケットロスの影響を改善するために事前共有鍵に基づいた認証方式を導入し、これにより低遅延かつ高速なユーザ認証を実現している。また、提案方式を実現するための手法は、IPv6に関連する各種仕様との親和性があり、実現性の高いソリューションを提供しているので、本論文を推薦する。
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●プローブカーデータのリアルタイム補完技術
[2005-ITS-20(2005. 3.11)] (高度交通システム研究会)
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熊谷 正俊 君 (正会員)
1975年生。
1997年 東北大学工学部機械知能工学科退学。
2002年 東北大学大学院情報科学研究科システム情報科学専攻博士課程修了。博士(情報科学)。
同年 (株)日立製作所入社、日立研究所勤務。
博士課程では脚車輪型移動ロボットの予測歩容制御の研究に、現職においては交通情報システムの研究開発に従事。日本機械学会、日本ロボット学会各会員。
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[推薦理由]
本論文では、プローブカーデータを用いた交通情報の提供において、プローブカーデータの欠損を、特徴空間を介してリアルタイムで高精度に補完する技術を新たに提案している。また、実データを用いて従来技術と比較し、補完誤差の低減、リアルタイム補完など、良好な結果が得られていることを実証している。今後、実用化が進むと期待されるプローブカーへの交通情報提供において、研究開発者、サービス提供者に極めて有益な知見を与えるものとして評価する。よって、本論文の発表者を山下記念研究賞受賞候補者に推薦する。
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●車群ネットワークを利用した高信頼性MACプロトコルについて
[2005-ITS-21(2005. 6.17)] (高度交通システム研究会)
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和田 脩平 君 (学生会員)
1981年生。
2005年静岡大学情報学部情報科学科卒業。
現在、同大学大学院情報学研究科修士課程在学中。
ITSにおける通信プロトコルに関する研究に従事。
電子情報通信学会学生会員。
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[推薦理由]
本論文では、高度道路交通システム(ITS)における車車間通信において、TDMAを基本とし、各車両がマスタ車両を選出して車群ネットワークを構成し、マスタ車両を中心とした集中制御により高信頼性を実現するプロトコルを提案している。また、シミュレーションにより制御パケットの到達率の観点から評価し、低衝突率のデータ通信が可能であることを実証したものである。今後、実用化が期待される事故防止の支援や自動運転の実現などにおいて、研究開発者、サービス提供者に極めて有益な知見を与えるものとして評価する。よって、本論文の発表者を山下記念研究賞受賞候補者に推薦する。
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●複数無線基地局同時利用のためのLIN6の拡張
[2005-QAI-17(2005.10.28)] (高品質インターネット研究会)
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藤川 賢治 君 (正会員)
1970年生れ。
平成5年京都大学工学部情報情報工学科卒業卒業。
京都大学より、平成7年に工学研究科修士号を、平成12年に博士号(情報学)を受ける。
平成9年より京都大学大学院工学研究科情報工学専攻助手、情報学研究科助手。
平成18年よりルート株式会社主任研究員。
情報処理学会会員、電子情報通信学会会員、モーバイルブロードバンド協会会員、みあこネット総括技術責任者。
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[推薦理由]
本発表は、無線LANの技術を利用した移動体通信において、LIN6(Location Independent Network for
IPv6)の技術を拡張し、複数の基地局を同時に利用しつつ高速にハンドオーバを行う手法を提案するものである。提案手法は実際に実装され、既存の手法との比較によってその有効性の確認も行われている。本研究は、今後の実用的なモバイルネットワークの普及に向けて意義深いものであり、山下記念研究賞に推薦する。
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●ホタテ養殖支援のための小型海洋観測ブイの開発
[2006-UBI-10(2006. 2.17)] (ユビキタスコンピューティン グシステム研究会)
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和田 雅昭 君 (正会員)
2005.1 公立はこだて未来大学講師
2004.12 (株)東和電機製作所退社
2004.3 北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程修了(社会人特別選抜)
2002.4 北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程入学(社会人特別選抜)
1993.4 (株)東和電機製作所入社
1993.3 北海道大学水産学部漁業学科卒業
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[推薦理由]
ホタテ養殖における実際のニーズに基づく取り組みである。夏季に流れ込む塩分濃度の低い冷水塊における斃死の被害が問題となっており、その対策として、多点、多層の水温を計測し水温分布を可視化できれば、冷水塊の流入を早期に把握し被害を防ぐことが考えられる。そこで、個人単位で導入可能な小型海洋観測ブイを開発し、ホタテ養殖海域に多数設置して水温分布を可視化することによって、本来の目的であるホタテの斃死の予防が可能となるほか、冷水塊の流入メカニズムの解明が期待されるなど、地域の産業の発展に大きく寄与できる取り組みである。ユビキタスコンピューティングの実用化を目指した研究事例として高く評価し、推薦する。
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