本会では,情報処理および情報通信等の分野で貢献された会員の方々に対し,その貢献を称えるとともに,その貢献がより多くの方々に周知され社会的認知度を高めることを目的として,フェロー制度を設けております.
制度の内容は,前述の目的に基づき,当該分野で学術的または産業的発展・普及・振興などに著しい貢献をされた会員の方に「情報処理学会フェロー」の称号をお贈りするものです.
平成21年度「情報処理学会フェロー」は,関連規程に基づき,選定委員会(委員長:林 弘)において厳正な審査を行い,下記の13君(掲載は氏名五十音順)が第551回理事会(平成22年1月)の承認を得て決定されました.なお,13君には,第72回全国大会フェロー認証式(平成22年3月9日)において,認証状およびバッジが授与されました.
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浅川智恵子 君(正会員)
[対象業績] 「視覚障害者支援技術の研究開発と普及に対する貢献」
[略歴]
1985年日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所に入社.以来,非視覚的ユーザインタフェースの研究・開発に従事.2003年米国女性技術者団体WIT(The Women in Technology International)殿堂入り.2004年東京大学工学系研究科先端学際工学専攻博士課程を修了,工学博士.2009年IBMフェロー就任,同年本会喜安記念業績賞受賞.ACM,IEEE,電子情報通信学会会員.
[業績推薦理由]
浅川智恵子君は,視覚障害者のための情報アクセシビリティ向上技術において世界的に多くの研究成果を上げてきた.デジタル点字技術は視覚障害者の情報環境改善 に大きく寄与し,ホームページ・リーダは13カ国語に翻訳されてWorld Wide Webのアクセシビリティ向上に貢献した.学術的にWEBアクセシビリティの分野を確立した他,研究成果のオープンソースによる公開,標準化・法制化への貢献を通して産業界に与えた影響は大きい.これらの業績が評価され,本会の平成20年度喜安記念業績賞を受賞した.
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石川 博 君(正会員)
[対象業績] 「次世代データベースとデータマイニングの研究開発及び本会運営への貢献」
[略歴]
1979年東京大学理学部情報科学科卒業.同年(株)富士通研究所.2000年東京都立大学大学院工学研究科教授.その間2度仏国ナント大学エコールポリテクニック招聘教授.2006年静岡大学情報学部教授.博士(理学).主な受賞:本学坂井記念特別賞(1994年),科学技術庁長官賞(研究功績者,1997年).1995-96年本学会誌編集委員会SWG主査.2003-07年本学会データベースシステム研究会主査・論文誌データベース共同編集委員長等.主としてデータベース,マイニング,Webの研究に従事.
[業績推薦理由]
石川博君の貢献は,常に同時代をリードする次世代データベースとして行ってきた,リレーショナルデータベース,オブジェクト指向データベースやWeb・ XMLのデータベースやマイニングに関する研究の成果である.製品開発を通してソフトウェア産業の発展に貢献するだけでなく,研究成果をACM・IEEE 等の当該トランザクションやVLDB・ICDE等の国際会議に発表し,学術的にも高い評価を受けている.本学会研究会主査・編集委員長として研究コミュニティ発展に貢献すると共に解説記事や学術書の執筆を通して研究成果を広く社会に還元することにも貢献した.
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菊池 浩明 君(正会員)
[対象業績] 「プライバシー保護と情報セキュリティの研究開発, 発展および普及に関する貢献」
[略歴]
1988年明治大学工学部電子通信工学科卒.1990年同大学博士前期課程修了.1990年富士通研究所勤務.1994年東海大学工学部助手,講師,助教授を経て,2006年より同大学教授.この間,1997年カーネギーメロン大学計算機科学科訪問研究員.明治大学博士(工学).WIDEプロジェクト,IPA独創情報技術育成事業などに従事.ネットワークセキュリティ,暗号プロトコル,ファジィ論理,多値論理,ソフトコンピューティング などに興味を持つ.1990年日本ファジィ学会奨励賞,1993年情報処理学会奨励賞,1996年SCIS論文賞,2004年情報処理学会研究開発奨励賞.
[業績推薦理由]
菊池浩明君はわが国で学術的に暗号メール/認証の実用化と情報セキュリティの研究を始めた研究者の一人である.特に、大きな研究業績は、現在の公開鍵認証基盤PKIのさきがけとなる暗号化電子メールPEM(Privacy Enhanced Mail)の実証実験である.その後の匿名オークションプロトコルや電子投票などのプライバシー保護の研究を通じて,当該分野の技術発展に大きく貢献した.本学会CSEC研究会主査,本学会主催の国際会議の実行委員長などを務め,研究分野の発展につくしている.
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國井 秀子 君(正会員)
[対象業績] 「情報処理産業界におけるダイバーシティ人材育成とデータベース分野発展に対する貢献」
[略歴]
1973年お茶の水女子大学大学院理学研究科物理専攻修士号取得後,テキサス大学オースティン校Ph.D.取得.1982年株式会社リコー入社以来2008年までソフトウェア分野の研究開発責任者.2008年よりリコーソフトウェア(現リコーITソリューションズ)株式会社会長.また日本学術会議連携会員,株式会社産業革新機構産業革新委員,内閣府男女共同参画推進連携会議議員,内閣府宇宙開発戦略専門調査会委員,文部科学省科学技術・学術審議会委員,日本データベース学会副会長などを務める.
[業績推薦理由]
國井秀子氏は,大手企業で独創的なデータベース関連製品を多数開発し,ソフトウェア分野の研究開発責任者として,ソフトウェア産業の新興に貢献するとともに,様々な場面で国際的に通用する女性技術者のパイオニアとしてロールモデルを示しつつ,産業界のダイバーシティ実現に大きく貢献した.また,多数の公的審議会でソフトウェアの重要性を主張し,各種施策実現を通じて情報処理分野の振興・人材育成に貢献してきた.データベース分野の重要な国際会議の一つDASFAA設立では,特に韓国情報処理学会との連携に尽力し,会議運営の基盤を確立した. |
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後藤 厚宏 君(正会員)
[対象業績] 「大規模並列処理の研究とインターネット基盤サービス普及に対する貢献」
[略歴]
1979年東京大学工学部電子工学科卒,1984年同大学院工学系研究科情報工学博士課程修了,工博.同年日本電信電話公社(現NTT)入社.第五世代コンピュータプロジェクトにて並列推論マシンの研究開発に従事.NTTソフトウェア研究所,NTT情報流通プラットフォーム研究所にて,インターネット関連技術の研究開発と事業化に従事,米国研究所設立.2007年よりNTT情報流通プラットフォーム研究所所長.2007-09年本会常務理事.1990年第5回元岡記念賞受賞.
[業績推薦理由]
後藤厚宏君は,並列推論マシン研究の先鞭をつけ,第五世代コンピュータプロジェクトにおいて大規模並列推論マシンPIMの世界に先駆けた開発に貢献した.更に活動をインターネット基盤の先進的な実用化に広げ,黎明期におけるウェブとポータルの企画と実用化を推進し,発展期におけるデータセンターとインターネットバックボーンの交換ポイント(IX)を統合したマルチフィードサービスを世界に先んじて実用化する等その先駆的な貢献は高く評価される.また本会の委員・役員を歴任すると共に,国内外の研究活動を支援し学会活動を支えるなど,本会フェローに相応しい. |
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坂井 修一 君(正会員)
[対象業績] 「新世代コンピュータシステムの研究開発および教育」
[略歴]
1981年東大卒.1986 年同大学院修了,工博.電総研,MIT,RWC,筑波大を経て,1998年東大助教授.2001年より同教授.計算機システム等の研究に従事.情報処理学会研究賞(1989年),同論文賞(1991年),IBM科学賞(1991年),市村学術賞(1995年),IEEE Outstanding Paper Award (1995年)等受賞.本学会論文誌(1998-2002年)・会誌(2003-07年)各編集委員,理事(2006-08年).電子情報通信学会,人工知能学会,ACM,IEEE会員.日本学術会議連携会員.
[業績推薦理由]
計算機アーキテクチャ,並列処理ソフトウェア,相互結合網,省電力プロセッサ,ディペンダブルシステム等の研究において本邦を代表する業績をあげている.特に,新しい並列処理方式の考案と実機EM-4,RWC-1等による検証,省電力チップマルチプロセッサNEKOの研究開発,ディペンダブルコンピュータシステムの研究等における成果が顕著である.また,新時代のコンピュータアーキテクチャ教育に注力し,3冊の教科書を著した他,本学会では,会誌・論文誌編集委員,理事等を務め,指導的役割を果たしている. |
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坂内 正夫 君(正会員)
[対象業績] 「マルチメディア情報処理研究および学術情報基盤整備への貢献」
[略歴]
昭和50年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了,工学博士.昭和50年東京大学工学部専任講師,昭和51年横浜国立大学工学部助教授,昭和53年東京大学生産技術研究所助教授を経て,昭和63年同教授.平成6年同所概念情報工学研究センター長,平成10年同所長就任.平成14年から国立情報学研究所副所長を併任,平成17年所長に就任し現在に至る.電子通信学会論文賞(昭和60年),総務大臣個人表彰(平成14年)など受賞,またITSジャパン副会長,日本学術会議情報学委員会委員長などを歴任.
[業績推薦理由]
坂内正夫君は,長年,マルチメディア情報処理に関し,効率的索引手法の創案を始め,画像や映像のセマンティクスに接近するための手法を幅広く研究開発し,映像などの情報からの対象物認識や高次記述に関して先駆的な研究を行った.また監視カメラ映像による交通事故自動検出システムの開発など,実用性の高い研究でも成果を挙げ,ITS(次世代交通システム)の普及発展活動にも尽力した.さらに近年は,学術ネットワークの開発や電子コンテンツの流通など,国立情報学研究所所長として我が国の大学等の学術情報基盤の整備を主導し,教育研究の基盤強化に貢献してきた.
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田中 譲 君(正会員)
[対象業績] 「知識メディア及び知識連携アーキテクチャとその応用に対する貢献」
[略歴]
1974年京都大学電子工学専攻修士課程修了.同年北海道大学電気工学科助手.その後,講師,助教授を経て1990年同教授.2004年同大学情報科学研究科教授,現在に至る.1985-86年IBMワトソン研究所客員研究員.1996年より北海道大学知識メディアラボラトリ長.1998-2000年京都大学情報学研究科併任教授.2004年より国立情報学研究所客員教授.工学博士.データベース理論,データベースマシン,知識メディアなどの研究に従事.
[業績推薦理由]
田中譲君は,1989年に知識メディアIntelligentPadを発表し,クライアント系ミドルウェア技術として国内外ソフトウェア産業界から高い関心を寄せられた.この技術はウェブ上の知識連携技術へと展開され,EUのFP6統合プロジェクトACGT(Advancing Clinico-Genomic Trials on Cancer)における基盤技術として採用されるなど,国際的・学際的な科学技術の発展に寄与している.同君の研究は常に先駆的ビジョンと独創的アーキテクチャを特徴とするものであり,その学術・産業界への貢献により,本会フェローとして推薦する.
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辻井 潤一 君(正会員)
[対象業績] 「言語処理システムの構築技術, および, その理論的な発展に対する貢献」
[略歴]
昭和46年3月京都大学大学院修士課程修了,同助手,助教授を経て,昭和63年よりマンチェスター科学技術大学(UMIST)教授.平成7年東京大学理学部教授,同大学院情報理工学系研究科教授をへて,現在,同情報学環教授.平成17年よりマンチェスター大学教授を兼任.計算言語学会(ACL),国際機械翻訳協会(IAMT),アジア言語処理学会連合(AFNLP),言語処理学会などの会長を歴任.IBM 科学賞,大和エイドリアン賞,人工知能学会業績賞を受賞.国際計算言語学委員会(ICCL)のメンバー.京都大学工学博士.
[業績推薦理由]
辻井潤一氏は言語処理研究において世界をリードする学術的貢献を長年にわたり行ってきた.機械翻訳システムの構築方法論においては「言語構造に基づく語彙中心の再帰的移行方式」を提案し,科学技術情報センターの翻訳システム構築に大きく貢献した.また,ユニフィケーション文法に基づく言語解析に関する多様な理論を提案し,世界最高水準の英語文解析システムを構築した.さらに,生命科学分野における意味・知識と言語表現の関係を網羅的に付記したGENIAコーパスを構築し,これに基づき世界をリードする情報抽出・固有名認識の研究成果をあげている.
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徳山 豪 君(正会員)
[対象業績] 「計算幾何学に関する理論的な発展と, その新規応用分野の開拓」
[略歴]
昭和54年東京大学理学部卒業.昭和60年同大学大学院理学系研究科数学専攻博士課程修了,理学博士.昭和61年日本IBM東京基礎研究所専任研究部員,平成4年IBM T.J. Watson研究所研究員等を経て,平成11年東北大学大学院情報科学研究科教授.
[業績推薦理由]
徳山豪氏は,計算幾何学を中心とした理論計算機科学とその応用に関して,世界の第一線で活躍し,多くの研究成果を上げてきた.特に,データマイニングへの計算幾何学の応用は,理論的アルゴリズムのデータマイニングへの最初の応用として高く評価されるだけでなく,世界的に計算理論の研究者がデータマイニング分野へ進出し,大きな成果を挙げる端緒となった.本会においては,アルゴリズム研究会の主査,幹事として長年にわたりその発展に尽くし,さらに国際会議のプログラム委員を数多く務めるなど,日本のアルゴリズム理論と計算幾何学の研究の発展に多大な貢献をしている.以上の理由より,徳山豪氏を本会フェローに推薦する. |
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福田 晃 君(正会員)
[対象業績] 「システムソフトウェア開発技術の研究と教育への貢献」
[略歴]
1977年九州大学工学部情報工学科卒業.1979年九州大学大学院工学研究科修士課程修了.この後,電電公社(現NTT)武蔵野電気通信研究所,九州大学助手,助教授,奈良先端科学大学院大学教授を経て,2001年九州大学大学院システム情報科学研究院教授(2008年より九州大学システムLSI研究センター長(兼任)).工学博士.本学会研究賞(1990年),Best Author賞(1994年),組込みシステムシンポジウム2009 実践報告 優秀賞(2009年)などを受賞.
[業績推薦理由]
福田晃君は,長年,システムソフトウェア開発技術に関する研究と教育に多大な貢献を果たしてきた.研究に関しては,並列/分散システムソフトウェアで主導的役割を果たした.教育に関しては,本学会情報処理カリキュラムの策定に貢献するとともに,近年では,産学官連携の大規模な先導的ITスペシャリスト育成教育に主導的役割を果たしている.また,組込みソフトウェアの分野で,産学が密に連携した拠点形成を主導し,情報産業の振興に多大に貢献している.
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八木 康史 君(正会員)
[対象業績] 「全方位視覚情報処理とコンピュータビジョンに関する先駆的研究」
[略歴]
1983年大阪大学基礎工学部制御工学科卒.1985年同大学院修士課程修了.同年三菱電機(株)研究員.1990年大阪大学基礎工学部助手.1991年大阪大学工学博士.1993年大阪大学講師.助教授を経て,2003年大阪大学産業科学研究所教授.本会CVIM研究会幹事・CVIM論文誌編集委員長・CVA論文誌副編集委員長,ACCV(2007プログラム委員長,2009実行委員長)等を歴任.電子情報通信学会論文賞,MIRU長尾賞などを受賞.
[業績推薦理由]
八木康史君は,1980年代からコンピュータビジョン分野での研究に取り組み,特に,世界に先駆け,反射屈折光学系による全方位カメラを開発し,ロボット視覚などへの応用により全方位視覚情報処理の研究領域を切り拓いた.さらに,リアルな物体表現を可能にするために,現在世界的に注目されている反射特性の計測・解析技術にもいち早く取り組み,高い評価を得ている.最近では,人の歩く姿から個人を識別する歩容認証技術に関して,世界最大規模の歩容データベースを構築するとともに,世界最高水準の歩容認証技術を確立している. |
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渡辺 治 君(正会員)
[対象業績] 「計算量理論と乱択アルゴリズムの研究ならびに計算機科学の普及に対する貢献」
[略歴]
昭和55年東京工業大学理学部情報科学科卒業.昭和57年同大学理工学研究科情報科学専攻修士課程修了.工学博士.昭和57年同大学理学部助手.平成2年同大学工学部助教授を経て,平成9年同大学大学院情報理工学研究科教授.平成19年から同大学学術国際情報センター長.また,平成19年より,グローバルCOE「計算世界観の深化と展開」の拠点リーダー.
[業績推薦理由]
渡辺治君は,計算の理論の重要な分野である,計算量理論,アルゴリズム理論,計算論的学習理論において,第一線で活躍し,多くの重要な研究成果を挙げた.また,ヨーロッパ理論計算機科学会との連携強化に努めるなど,我が国における理論計算機科学分野の発展に尽力した.さらに,高校生・高専生を対象としたスーパーコンピュータ上のプログラミングコンテストを14年間,中心となって実施し,高校生にプログラミングの楽しさを伝える努力をしてきた.また,本会の情報処理教育委員会でのカリキュラムJ97の策定,さらに引き続きJ07の策定,ならびに様々な啓蒙書,本会会誌への解説の寄稿などを通し,我が国における計算機科学の啓蒙に大きな貢献をしてきた.以上の理由により,渡辺治君を本会フェローに推薦する.
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